お役立ち情報第134弾
危険な座り方
◆思考停止状態とは
世の中便利になりすぎて、スイッチオンで洗濯も料理も風呂入れもお掃除で出来る時代です。 文章もAIが教えてくれるというのだから、もう!肉体が必要なくなる日が来るかもしれません。
皆さんのまわりに、図のような【仙骨座り】の人を多くみかけないですか?
- スーパーマーケットで、奥様のお買い物を椅子に座って待つ旦那様
- 電車内でスマホを眺めるお兄様
- 喫茶店でパンケーキを食べて満足しているお姉様
- オンライン会議でつまらない報告を聞いているサラリーマン
- 施設で退屈なおじい様
ことごとく、億劫な座り方こそが【仙骨座り】なのです。
◆背中とお尻を使わない姿勢
仙骨座りこそが、背中とお尻を使わない代表格なのです。 椅子に接する場所は、背中と仙骨の一部になります。 そうですね! 椅子に引っ掛けて座っているだけで、背中とお尻(つまり背部の筋肉)を使っていないのです。
勢い筋は背部に集中している
歩く、走る、投げる、登る、大声、大笑いなど 元気な動きは背中が可動するものです。 仙骨座りのような座り方を好む人は【退屈】【やるきがない】【過疲労】だと判断できます。
◆仙骨座りの弊害
大きく以下の3つです
- 背骨の固定化・・・神経の鈍化
- 内臓下垂・・・代謝低下
- 仙骨の圧迫・・・坐骨神経痛 脊柱管狭窄などの慢性腰痛
背骨が固定化、すなわち神経系が鈍くなることです。 内臓機能・筋機能が低下します。 つまり、動けないカラダになります。 腸などは、仙骨前面に圧迫をかけて、下半身への血流不全がおきます。 仙骨の圧迫は、坐骨神経痛などの温床になります。
電車内で4スマホを見ている多くは、仙骨座りです。 スマホの情報量が知らず知らずのうちに脳疲労をおこしている証拠です。 この原因でおきる慢性腰痛はなかなか良くなりません!