お役立ち情報第126弾
二の腕ぷよぷよの秘密
◆腕とは前腕のことです
肩から肘にかけては、二の腕とか上腕という言い方をしますが? 本来の腕は、肘から手首までで【前腕】になります。 職人さんが腕がいい!ときに叩いてみせるのは【前腕】ですね。 では、二の腕は何なのでしょうか? ずばり【二の腕=肩】になります。
しかし・・・みなさんの二の腕は肩になってないのです!
◆肩はとってもパワフル
子供を肩車したり、重い買い物袋を持ったり、大きなものを持ち上げるパワーを出せるもが【肩】です。 懸垂も肩の力、パワーリフティングもです。 野球の投球もです。 時速160キロのスピードボールを投げるのも肩です。
肩の骨は、何でしょうか? 言わずと知れた【肩甲骨】です。 つまり、肩の機能を最大マックスに引き出すためには、肩甲骨の可動性と付着する筋肉の強さが必要になります。
◆肩甲骨の連携骨
肩甲骨と接触している骨があります。それは、【鎖骨・上腕骨・肋骨】です。 当然ですが、それぞれの骨が連動して動いて肩の動きを作っています。
綱引きで、綱を引っ張っている動作を想像してみなしょう! 鎖骨は上方に引きあがって、上腕は背中へ引きます。 肋骨も胸を張って開きますね。そして・・・肩甲骨が強力に背中を締めて綱を引くのです。
◆二の腕ぷよぷよの原因とは
つまり、肩甲骨とその周りの骨連携がうまく連動しまいことが考えられます。 チェックポイントは、以下のとおり。
- 神経系の不調
- 筋肉の不調
- 血流リンパ系統の不調
▼神経系
背骨の可動不全と鎖骨圧迫による椀神経の圧迫 神経が鈍くなると筋肉が鈍く代謝が低下する。
▼筋肉の不調
肩周辺の筋肉の連動学習が出来ていない。 つまり、自動動作ができないため、筋肉が萎縮する。
▼血流リンパ系統の不調
肩の導線である鎖骨から脇にかけてのリンパ線が閉塞する。 老廃物の停滞、血流不全による浮腫みが発生する。
◆どうしたいい?肩の改善
- 肋骨の可動性をよくする・・・肩の土台は肋骨です。 まず、呼吸時に肩まわりの肋骨が動くことが大事。 肩甲骨は肋骨の上面を滑らかに滑っていくもです。
- 上腕骨を肩甲骨側につける・・・上腕部の後ろ側を意識すると、脇が開放して巻き肩が良くなる。 重い荷物を肩甲骨で支える意識をもつと尚有効です。
- 鎖骨を上へ引き上げる・・・上腕部の前側を意識すると鎖骨が下がって固まってしまう。 鎖骨が常に動く人は、首~胸~脇がスッキリしている。
要約すると・・・胸を張って深く呼吸しながら肘を背中の方へ引きつつ・リラックスして腕振りで歩行する。 当院の指導ポイントである【お腹を引き上げて・背中を締める】動作がピッタリはまれば、二の腕もスッキリするのです。 らくちん♪らくちん♪