自律神経が弱い人へ(対策)

お役立ち情報第60弾

自律神経が弱い人へ(対策)

 

血管迷走神経失神

 ワクチンの接種会場で接種後に血の気が引いて倒れてしまう人や、急な吐き気や頭痛などの症状が出る方がいらっしゃるようです。 これは、ワクチンの副反応ではなく【血管迷走神経反射障害】といわれています。

 迷走神経とは、脳神経の一つで耳の後ろから鎖骨を通り、横隔膜を突き抜けて胃まで到達している神経です。その長さと複雑なため迷走といわれています。 この神経が作用する筋肉が【図の緑の筋肉】耳の後ろから鎖骨につながる筋肉(胸鎖乳突筋)と胸の下の横隔膜です。

 ワクチン接種→失神へのメカニズム

  1. ワクチンへの不安感や期待感から緊張感が増幅している
  2. 迷走神経が緊張モードへ
  3. 首の前面と横隔膜が緊張状態へ
  4. 呼吸の頻回と呼吸量の低下
  5. 接種!
  6. 急激な過緊張へ
  7. 血圧が急上昇をおこす
  8. 生命の危機と判断
  9. 迷走神経のシャットダウン→失神

簡単にプレッシャーに弱いとか虚弱体質だと言われますが・・・神経が過敏になっているだけですので対策はいくらでもあります。

◆対策

 首の前面と横隔膜を常時緩和しておけばいい・・・だけ

  1. 感情が原因の場合・・・鼻歌・ハミング・小躍り療法 
  2. 首の緊張が原因の場合・・・頭の重さを背中側へ(猫背調整、巻き肩調整)
  3. お腹の緊張が原因の場合・・・食の制限、腹式呼吸の習得

 ※緊急対策(LINE添付写真参照)

  耳の後ろの出っ張りを指で押さえる 鎖骨を指で押さえる 押さえた指同士で拮抗するように引っ張る。(引っ張るといっても軽い力です)

原因不明の頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気などにも効果があります!!