お役立ち情報第137弾
ボールが変われば体も変わる
◆ボールで変わる人の体
人類は獲物を捕まえるために【投的】を覚えました。 投的は、スポーツに変化し・・・野球・テニス・サッカー・バレー・バスケ・卓球・ラグビーなど さまざまな球の種類で行われるようになりました。
それぞれの球技をする人には特徴があります。
野球・・・小さな球を速く遠く投げる筋肉 一点集中された伸張力
テニス・・・上下左右の位置で球を弾き返す筋肉 一点集中された捻転力
サッカー・・・ボールを高速で転がす筋肉 強い前進と回旋力
バレーボール・・・高➡低 低➡高 ボールを弾く筋肉 強い跳躍力
バスケットボール・・・上下左右 重たく大きいボールを運ぶ筋肉 俊敏な持ち上げる筋肉
ラグビー・・・転がらないボールを修正する筋肉
このように、扱う球の種類で影響される筋肉も身体も変化します。
◆球の記憶が体に刻まれる
スポーツは反射神経で動きます。 球が記憶されるのは脊髄(背骨)です。 球の重さや投げる感覚などは背骨に何度も刺激されると、選手は無意識に反応します。 長期的に経験されると、脊髄神経が適した体に変化させるのです。
ラグビーのような転がらない楕円形のボールをとは、【すでにペナルティがある】状態で戦うということです。
ペナルティに負けない=大きくて強い体 ということなのです。
球(ボール)という一つの環境が変わるだけで、体も変わります。 身の回りの環境も同じように変化を与えます。
◎怪我の少ない人の特徴は、いろんな球(ボール)に適応できる人です。 狭い枠に縛らることなく、広い視野で判断できる人になりたいですね。