下駄 雪駄 裸足

お役立ち情報第133弾

下駄 雪駄 裸足

◆もともと足腰の強かった日本人

 比叡山の千日回峰行は、いまでも草鞋履きです。 メキシコの山岳民族も同じようなスタイルで走りまわっています。 脚のメカニズムは複雑にプログラムされています。 これは、ロボットでは再現不可能な緻密さです。

 【脚はまっすぐな一本の棒ではない】

  • 股関節は骨盤に斜めについている
  • 膝から下は、2本の骨で調整している
  • カカトの可動で足首と足裏のバランスを調整している

など 微妙な帳尻合わせを脚で行っています。

◆5本指ソックスがいいか? 2本指ソックスがいいか?

 修験者は、白足袋を履いて山岳を駆けています。 下駄でも雪駄でも、なぜか? 親指と4指で分れている、2本指仕様になっています。 私自身も、ソックスを選ぶときは2本指ソックスを選びます。

 2本指ソックスの利点

  • 指の付け根に力が入りやすい
  • 安定感がある

※私見なので、エビデンスはありませんが・・・5本指ソックスもいいと思います。

◆転倒防止は雪駄

 介護施設などの上履きは雪駄がいいと思う。

 倒れそうになると、反射的にブレーキをカラダにかけます。

  1. 息を止める
  2. お腹を締める
  3. 前ももの筋肉を締める
  4. スネ足首を固める
  5. 親指をグッと締めてブレーキをかける

という転倒防止反射を起こしています。

雪駄や草履などの親指と四指に紐があると、軽いブレーキが常にかかっている状態をつくることが出来ます。

まさに【転倒防止ブレーキ】ですね。 靴に頼り切ってしまった現代人の脚は退化してしまっています。 昔の日本人の脚を取り戻しましょう!