メトロノーム調整法

お役立ち情報第131弾

メトロノーム調整法

 

◆カラダはリズムで分割される

【骨100:筋肉60:内臓30】

メトロノームの60は、秒のリズムです。 一分間に60回です。 つまり、筋肉の最適リズムは60ということになります。

そして、速いのが骨、遅いのが内臓ということになります。

◆筋肉の不調原因

 動かさない あるいは、動き過ぎる の二択です。

  • デスクワークの肩こり腰痛・・・ 動かない
  • テニス肘 腱鞘炎・・・ 動きすぎ

リズム感で言えば、筋肉のリズム60を逸脱している。と言えます

◆骨・筋肉・内臓の分割

 それぞれに、波長が異なって役割も異なるのが【骨・筋肉・内臓】です。 美味しい料理は、素材の味が際立ってかつ同調しているものです。 ごちゃごちゃ混ぜてしまうと味がぼやけて美味しくなくなります。 人間のカラダも同じです。

◆メトロノームを使った筋肉・骨リズムのメンテナンス

①筋肉には、急ぎ過ぎず・遅すぎず リズム60を馴染ませます。

 メトロノームを60にセットします。 ➡ ストレッチ 柔軟体操をおこないます。 

 やってみたら分りますが、伸ばし過ぎず縮ませ過ぎず いい状態で筋肉を動かせます。 

因みに、速いテンポですると腱を痛めたりします。 (心的ストレス状態でデスクワークをすると腱鞘炎になる場合に似ています)

②骨には急がせる リズム100以上を馴染ませます

 メトロノームを100以上にセットします。 ➡ 小刻みな動き ジャンプなど

 早い動きは筋肉をいちいち収縮させる暇がないのが分かります。 キャベツの千切り メレンゲの作成 ほうき掃除 お風呂掃除など 骨を早く動かさないと出来ませんね。 いずれも遅いテンポでは出来ないのです。

③内臓には遅らせる リズム30以下

 内臓はリズム0に近ければ近いほど安定します。 この場合は、メトロノームはなしです。

 内臓とは、腸だけではなく【脳 肺 胃腸 肝臓 腎臓 泌尿器】すべてです。 みんなフニャフニャに柔らかいのでリズムはほぼ0です。 したがって、内臓活性には、静かな環境がベストです。 ロックコンサートや競技中に食事や勉強はしにくいですね。

※食事中はテレビやスマホを見ない。 夜は静かにして寝る。


【骨100:筋肉60:内臓30】は、当院がおこなう治療のリズム それぞれを分割して馴染ませることで不調が取れやすくなってきました。 

特にAIの普及により周りの環境が加速されたのが原因なのか、骨の加速度が落ちた人が多いようです。 今後の課題と重要案件になってきそうです。